本質を理解し、それについて考える事の難しさ
昨日、ようやく職場のクーラーが稼働しました。
総務から、
「クーラーが稼働するため、窓を閉めてください」
と連絡がありました。
それを受けてある人は、
「窓を閉めろと指示があったので、窓を閉めて下さい」
と言っていました。
またある人は、
「コロナが心配なのに、窓を閉め切って良いのか」
と言っていました。
またある人は、
「暑い空気は上に滞留するから、廊下側の上部ガラリ(通気口)は開けよう」
と言っていました。
またある人は、
「閉めろという話だから、ガラリも閉めなければ、効きが悪くなる」
と言っていました。
今回は結果として、「上部のガラリだけは開く」という事になりました。
このように、一つの事柄をとっても、様々な解釈や意見が有ります。
別の例を挙げると、最近の「ももたろう」の絵本は、鬼が悪いことをしている場面がカットされているそうです。
それにより、桃太郎が鬼を退治すると、子供は、「なんで鬼がやっつけられたの?」と聞いてくる。
つまり、大人は「鬼が悪」という先入観があるため、そこに気付かないのです。
先入観があると、物事を考える行為自体を放棄してしまいます。
つまり、考えられない。
その一方、知識が無いと、いくら考えても正しいロジカルに物事を考えられません。
まとめると、物事を複数の側面から考える時は、
「子供のように素直に考え、大人の知識、経験を使う」
という二面性が必要となります。
いやー、これは難しいですね!!笑